新曲「菩提樹の花」絶賛発売中!よろしくお願い申し上げます。
さてさて現在入院中の僕。昨日は今年に入って3回目の全身麻酔による手術。
素晴らしい先生のおかげで翌日から元気に歩き回っています。
ご心配をおかけしましたが、一応これが最後の手術。
油断はできませんが、とっても順調です。
この10ヶ月間、入院4回、手術3回。散々です。
でもその間、新曲のレコーディングやグレイスバードレコードからデビューする
新人さんの作曲、レコーディングもこなしてきました。
僕の新曲「菩提樹の花」はとてもいい歌なので、このまま死んでも絶対残したいと思ったから
入院前日にレコーディングしました。その分気持ち入ってます。
最初は去年の11月14日心不全で救急搬送されました。
HCUに10日間、計1ヶ月の入院治療。それでも難病指定だといわれて治らないとも。
それが奇跡的に機能回復して先生もびっくり。
ただ以前から2つの腎臓にあった結石が限界になっていて、このままなら100%透析だと宣告。
幸い全身麻酔に耐えられるからと太鼓判をいただき、手術に及びました。
今回が3度目の手術。これで全て無事取れたみたいです。
背中から腎臓に穴を開けて、工事現場のドリルみたいに砕くんですって。
昨日は手術中怖いことがありました。一旦眠った麻酔から覚めて、周りの先生方の声が聞こえるんです。
「せえの、1、2、3とか、全てチェックして! OKです。じゃぁ始めましょう」って。
僕は声も出ないし、目も開けないし、体は全く動かない。なのに意識だけあるんです。
このまま始まっちゃったらどうしようとマジあせったけど、すぐに寝ちゃった。
良かった良かった。次の瞬間目が覚めたら終わってました。
病院ではさまざまな人間模様を見ることができます。
完全にボケちゃったおじいさん、ずっと唸ってる男性患者さん、泣き叫んで抗議してる人、
隠れてタバコを吸いに行く人、食事がまずいと栄養士さんを毎日呼んで説教してる人、
「あなたは結核で他人に移るから気をつけて、看護師も十分気をつけるように」と言われてる
患者さんと同部屋の僕。一人一人の患者さんに優しく、丁寧に接してくれる大勢の看護師さんたち。
いかにも手術が得意そうな雰囲気が漂ってるうちの先生。ちょっと大柄な口調で患者と接する
偉い先生。毎日、部屋をお掃除してくれるおばちゃん。たった今亡くなったんだとわかる重苦しい
ご家族の集団。
みんなみんな頑張ってる。いま病院のベッドで健康の大切さをしみじみ思う。
posted by たつみ あきら at 20:31|
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