ついに日馬富士引退との報道。
大相撲ファンとしてはとても残念な結果だ。
大相撲に関らず、教育現場はじめ世の中何処でも
いかなる場合でも暴力は許されないという結論であろう。
それにしてもこの事件の一連の流れ
僕にはこれが「忠臣蔵」の話と重なって見えてくる。
何らかの理由で怪我を負わせた日馬富士が浅野内匠頭。
頭にそれほど重症でもない傷を負ったとされる貴ノ岩が吉良上野介。
理由を世に明らかにされる前に切腹した内匠頭の無念はいかばかりであったろう。
ただ城内で刀を抜いてしまっては原則許されないのだ。
日馬富士も土俵の外で暴力事件を起こしては原則許されないのだ。
忠臣蔵の話でもその後吉良はなかなか表に出てこない。
ただ今回の事件、本来伊勢ケ浜親方が大石内蔵助になる筈が
貴乃花親方がその役にぴったりハマッてしまったところに大きな違いがある。
内蔵助は吉良個人に対する遺恨以上に、幕府に対して物申したかったようだ。
貴乃花親方も相撲協会と対立、対決ムード。どうするのか。
今後協会は貴乃花親方にもに何らかのペナルティーを課すのか。
貴ノ岩は復帰できるのか。
この事件まだまだ決着までは時間を要するだろう。
大石内蔵助は敵討ちの後、見事に切腹したが・・・
posted by たつみ あきら at 08:56|
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辰巳彰の気まぐれ日記
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