2010年05月26日

辰巳彰の演歌・歌謡曲・名曲百選 誰か故郷を想わざる

誰か故郷を想わざる

花摘む野辺に 日は落ちて
みんなで肩を 組みながら・・・

これも古賀メロディーの代表的な一曲ですねぇ

古賀メロディーはどれも細かなフレーズが難しいけど、この曲は特に感じます

「はなつむーーーー」とか「ひはーーおちて」「くみながーーーーら」等

しかもリズムが早いから正確に歌うのが結構大変、難易度高いですよ

重たくならず、軽やかに、のびのびと歌いたいですね



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2010年05月23日

辰巳彰の演歌・歌謡曲・名曲百選 「旅姿三人男」

旅姿三人男

清水港の名物は
お茶のかおりと男伊達・・・

僕の父もこの歌が好きだった

お酒を飲んでカラオケとなるといつもこの曲か兄弟仁義だったのを覚えている

簡単な詞だが、実に上手く清水次郎長の物語が表現されていると思う、情景が浮かんでくる

ディック・ミネさんはこの歌をやくざっぽく崩さず、さらっと譜面に忠実に歌っている

こぶしを入れ過ぎ、粘ってうたうと重たく、くどくなる

ディック・ミネさん、軽くリズムに乗って粋に歌っていらっしゃるのはさすがだ
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辰巳彰の演歌・歌謡曲・名曲百選 「星影の小径」

星影の小径

静かに 静かに 手をとり 手をとり
あなたのささやきは アカシアのかおりよ・・・

小畑実さんの名曲ではあるが、ちあきなおみさんがカバーしてCMでお馴染みの曲だ

ニューアレンジにより、さらにムードたっぷり、おしゃれな作品になった

僕もこうした名曲をカバーできたらいいなぁって思う

メロディーラインとしては上下動が多いので、音程を正確に捉えるのが非常に難しい

正しい音程をとるポイントは言葉の子音をひとつひとつしっかり発音することだ。力強く、繊細に、明瞭に。ピアノ演奏と同様、鍵盤を弾く指先に集中しなくてはいけない。指が横に流れたり、ふたつの音を弾いたりしていては言葉は正確に言えない。反対に音をしっかり弾ければ、音程も落ち着くのだ。




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辰巳彰の演歌・歌謡曲・名曲百選 「東京キッド」

東京キッド

歌も楽しや 東京キッド
いきでおしゃれで ほがらかで・・・

美空ひばりさんの名曲

ユーモアたっぷりの詞とメロディー、こんな歌がよくできたものだと感心する

戦後だなぁって、モノクロの東京が浮かんでくる

でもそんな時代背景だからこその夢と明るさがある

この歌の魅力はなんと言ってもひばりさんの声の色、変化

ひとつの曲の中で高低にいくつもの魅力が溢れている

歌手にとってこの引き出しが広いってことは重要だ


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2010年05月18日

辰巳彰の演歌・歌謡曲・名曲百選「銀座カンカン娘」

銀座カンカン娘

あの娘可愛や カンカン娘
赤いブラウス サンダル履いて・・・

ユーモアたっぷり、軽快なメロディーですよねぇ

以前コンサートで歌ったことがあります

うしろで大勢が踊ってくれました

こういう歌こそ言葉が流れないように注意しないと

言葉は子音と母音から成り立っています

子音を力強く、明瞭にして聴く人に素直に伝えます

子音の部分に変な感情を交えるからちりめんビブラートになったり、言葉が響かなくなる

ピアノの鍵盤を指先に集中してひとつひとつ叩くように

そして目に見えない部分、リバウンドして反響している部分が母音

ですから母音に力は必要ありません

子音を強く叩けば、その分母音も高く跳ね上がるわけです

この母音で感情表現します、そして歌に膨らみを

母音は歌い手がいろいろ工夫し、いろいろ遊べるところでもあります

銀座カンカン娘みたいな軽快に語る歌は勘違いすると口先で歌うことになりかねませんので、ひとつひとつの言葉の響きに注意しましょう


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2010年05月14日

演歌・歌謡曲・名曲百選 辰巳彰 「夜霧のブルース」

夜霧のブルース

青い夜霧に ほ影が赤い
どうせおいらは ひとりもの・・・

ディック・ミネさんの甘い歌声が聞こえてきますよねぇ

ムード歌謡の原点でしょう

写真や映像でお見かけするディック・ミネさんってとってもダンディー

かなりモテたんじゃないかしら

歌って自分のキーに合わせることが大切

自分のキーがわからない? わかりやすく言えばご自分の一番いい声が響くポイントを知ること

高音、低音その得意などちらかで

一番いいところが活かせるように研究しましょう






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2010年05月11日

演歌・歌謡曲・名曲百選 辰巳彰 005東京ラプソディー

東京ラプソディー

花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で
待つは君ひとり 君ひとり 会えばゆくティールーム

藤山一郎さんのヒット曲、昭和歌謡を代表する一曲です

作曲はもちろん古賀政男先生

心弾むリズム、この時代には斬新だったのでしょうね

カラオケで歌うときもこのリズムが大切

そして肩の力を抜いておかないと軽やかさが出せません

歌ってみるとかなりブレスが難しいですね、ブレスには表情があるのでタイミングをしっかりとって笑顔で大きく吸いましょう。





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2010年05月05日

演歌・歌謡曲・名曲百選 辰巳彰 004赤城の子守唄

赤城の子守唄

泣くなよしよし ねんねしな
山のからすが 泣いたとて・・・

直立不動が印象的な東海林太郎さんの名曲

あの立ち姿はちょっと今風ではないですが、姿勢の良さは見習いたいところです

改めて原曲を聴くと、「ヘェ〜こんな風に歌ってるのか」と独特のうたい回しに驚きますが、参考になるところも

感情を無理に内に入れていない ややぶっきらぼうにも聞こえますが、声も感情も外へ上へ表現していく

いつのまにか演歌は心を込めるものだという勘違いから歌が重たくなる原因にも

東海林太郎さんの歌声に流行歌の原点を見た気がします



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2010年05月04日

演歌・歌謡曲・名曲百選 辰巳彰 003影を慕いて

影を慕いて

まぼろしの影を慕いて 雨に日に
月にやるせぬ わが思い・・・

古賀メロディーを代表する、そて日本の演歌史を代表する名曲です

これが難しい・・・もともと三拍子は難しいんですよ

1・2・3、1・2・3ってフレーズ間に休符(間)がない、だからタメをしっかり作らないと童謡みたいになっちゃう

それにブレスのタイミングも難しいんです

たっぷり大きく吸うのがポイント

この曲は僕が尊敬する五木ひろしさんや森進一さんなど数々の大御所歌手の皆さんによって歌い継がれてきましたから、僕ものちのち歌ってみたいです

人によって様々にアレンジできるのも特徴です 皆さんギター一本で超スローに歌ったりしてるでしょ

コツは子音を丁寧に、しっかりと歌う(語る) そして母音で感情を表現する

そう子音は聴く人に言葉をしっかり伝える部分、母音は歌い手の技術により、いくらでも遊べる、表現できる部分なのです

最近になって僕も母音でいろいろ遊べるようになりました

posted by たつみ あきら at 23:35| Comment(0) | 演歌・歌謡曲・名曲百選 辰巳彰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

演歌・歌謡曲・名曲百選 辰巳彰 002君恋し

君恋し

宵闇せまれば 悩みは果てなし
乱るる心に うつるは誰が影・・・

フランク永井さんが歌われる以前に二村定一さんが歌っていらっしゃったんですね

これもリバイバルか

フランク永井さんの低音の魅力がたまらない名曲です

リズムもよくて僕も大好きな曲です

ただ歌う場合、自分の声に酔っちゃ駄目

いい声聴かせたいのはわかるけど、決して声は作ってはいけません(特にのどで)

でもこういう歌って難しいんですよ、いわゆる遊びが必要

真面目すぎちゃ面白くないでしょ、かと言って崩すのとは全く違う

この辺、わかるかなぁ







posted by たつみ あきら at 23:21| Comment(0) | 演歌・歌謡曲・名曲百選 辰巳彰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

演歌・歌謡曲・名曲百選 辰巳彰 001かあさんの歌

かあさんの歌

かあさんが夜なべをして 手袋編んでくれた
木枯らし吹いちゃ 冷たかろうて
せっせと編んだだよ・・・

誰もが知っている懐かしい童謡・唱歌

歌っていいなぁ 心から思う歌です(僕この歌リバイバルしたい!)

切々と、でも悲しすぎず歌いたいですね

歌うのではなく、言葉をひとつひとつ大切に

遠く離れたお母さんの面影、故郷の匂いまで聴く人に伝えたいですね
posted by たつみ あきら at 23:01| Comment(0) | 演歌・歌謡曲・名曲百選 辰巳彰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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