カラオケの音質は一定にしてあるんだけど天候や温度によって毎日微妙に違うの。そんなとき便利なのが
「99DAM」。99を押してからDAMキーを押すと画面に細かな設定が出てくる。それをキー変更のボタンでカーソル移動してテンポ変更のボタンで設定を決める。基本的に一番わかりやすいのが、高音を+に低音を−にする。−1とか−2とかは自分の耳で確かめてね。逆に低音を+にするとポンポン低音が響くようになり、音がこもる。また高音を−にしていくと高音が抑えられ、響きや抜けが悪くなるのだ。歌う前にはこのような微調整が必要です。(追伸:高音の抜けを良くするには高音を変えるのではなく、低音を−にしていくのです。そして高音を上げると低音部に透明感が出てくる。上げすぎるとキンキンになるから注意してね。)
カラオケ喫茶さんへ行くと満員のお店とガランとしているお店があります。どこのお店も綺麗にしてるし、接客態度の良し悪しもあんまり関係なさそう。お客様は音のいいお店、歌いやすいお店へ流れているようです。
エコー(リバーブ)の量も少なすぎると全然響きません。時々プロはエコーが要らないと思っている人も。とんでもない!音ひとつでプロ歌手はすぐに死にます。言葉とくに子音がマイクに乗って余韻が残る、言葉が生きるようなリバーブが必要なのです。またエコーが多すぎても二重に聞こえたり、ぼやけるので良くありません。プロ的には常に声に芯が必要。その芯があって、その周りにほわっという膨らみが欲しい。ゴルフでいうスイートイポット。アマチュア用に芯が広いのは全体がぼやけるから駄目。プロ仕様のスイートスポットが狭くてしっかりしてるのがいい。一点集中型。その方がコントロールできるから。マイク(音)も全く同じです。芯がしっかりしてて、それでいて適度なリバーブがかかっているといろんなテクニックが使えて「遊べる」のです。
お金をかけなくてもどこのお店でもある程度までいい音が出せるのにもったいない! 教えてあげたいけど、気分を悪くされるといけないから黙ってるけどね。だから今日の僕のアドバイスをヒントにしていただけたら嬉しいです。
posted by たつみ あきら at 08:56|
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